お子さんに何か習い事をさせてあげたいと思っている親御さんは、沢山いらっしゃると思います。
でも世の中には色んな習い事があって、まよってしまいますよね。
ピアノ、バレエ、バイオリン、最近はストリートダンスも人気です。
しかし、僕からはお子さんの習い事の選択肢にタップダンスを入れることをおすすめします。
子供の内にタップダンスを習うとメリットが沢山あるからです。
この記事では、子供がタップダンスを習うメリット5つを解説します!
タップダンスを子供が習うメリット5つ

タップダンスを子供が習うメリット①運動神経と姿勢が良くなる
タップダンスを踊るのに特別な運動神経は必要ありませんが、タップダンスを踊っている内に自然と運動神経が養われるのは事実です。
タップダンスはヒールアップという爪先重心の基本姿勢を取り、そこから左右対称のステップを踏んでいきます。
爪先重心で踵を浮かせた状態では、体幹を支えるために体の前側だけでなく、背中側の筋肉も自然に使われます。
その状態で左右両方の脚を動かすわけですから、全身をバランスよく動かせるわけです。
最近の子供さんに多い、猫背や骨格の歪みなどの予防にも効果が期待できます。
姿勢の乱れは、机に向かって勉強する際にも悪影響を及ぼしますし、運動能力にも関係してきます。
タップダンスはバランスの良い全身運動で運動神経や筋力を向上させながら、姿勢まで良くできます。
特に足を動かすことは、全身の土台をしっかりさせることに繋がり非常に有益です。
最近では骨格や筋肉がしっかりせず、真っ直ぐ立てない子供が増えているとも聞きます。
しかしタップダンスを練習していれば、骨格や筋肉は自然とバランスよく整います。
そういう意味では、バレエにも負けていませんね。
タップダンスで運動神経を養いながら、姿勢を整えることができる!
これがタップダンスを子供が習うメリットの一つ目です。
タップダンスを子供が習うメリット②感性と表現力が向上する

タップダンスは、音楽に合わせて体を動かしながら、同時に自分でも足音を鳴らします。
いくつもの動作を同時に行うことで、子供の脳の活性化が期待できます。
子供の脳の成長は、大人とは比べ物にならないほど速いですよね。
まるで乾いたスポンジが水を吸うように、多くのことをどんどん吸収していきます。
その時期にタップダンスを通して脳を活性化し、豊かな感性や表現力を養えることは、子供にとって間違いなく大きなメリットになりますよね。
タップダンスをずっと続けるかどうかは別として、豊かな感性や表現力は一生の財産になりますから。
特にこれからは、より個人の人間力が試される時代になってきます。
極論を言えば、ペーパーテストで計られる能力の殆どは、社会に出たらAIが担う可能性があります。
そんな時代に人間に求められるのは、同じ人間の心に訴えかけ感動させる力ではないでしょうか。
もっと現実的な言葉で言えば、伝える力、コミュニケーション能力です。
タップダンスで子供の脳を活性化させ、その力の基礎となる感性や表現力を養える!
これがタップダンスを子供が習うメリットの二つ目です。
タップダンスを子供が習うメリット③チャレンジ精神が身に付く

タップダンスを習っていれば、必ず人前で踊る機会がやってきます。
練習であろうと本番であろうと、人前で踊るには勇気が必要です。
目立ちたがりの子供でも、いざ人前に出てみると、急に緊張して上手く踊れなくなってしまうことがあります。
それでもせっかくタップダンスを習っているのに、人前で上手く踊れないのは悔しいですよね。
時には失敗を経験しながらも、それを乗り越えて、もう一度チャレンジする。
これを繰り返している内に、目標の実現に向けて粘り強く挑戦し続けるチャレンジ精神が身に付いていきます。
人前で踊る時だけでなく、新しいステップを覚えたり、スタジオや教室で定められたテストを受けたりする時でも同じことが言えますね。
現代は多様な生き方が認められ、誰でも自分にあった生き方を選択できます。
それでも、一度や二度の挑戦で上手くいくことなんて、そう滅多にはありません。
失敗と挑戦を繰り返し、その中で改善を重ねながら、一歩ずつ成功へ近付いて行くものですよね。
そこで必要になってくるのが、失敗を恐れず勇敢に挑戦する、チャレンジ精神です。
タップダンスを習い、新しいステップを覚えたり、人前で踊ったりすることを繰り返す中で、このチャレンジ精神を身に付けることができる。
これがタップダンスを子供が習うメリットの三つ目です。
タップダンスを子供が習うメリット④視野が広がる

正直、個人的には、これが一番のメリットかなと思っています。
タップダンススタジオや教室には、本当に色んな人達が訪れます。
タップダンサーはもちろん、他ジャンルのダンサー、ミュージシャン、アーティストなど。
僕はタップダンスが好きで、こうしてタップダンスを広めるブログを書いています。
しかし、別にタップダンスが一番のダンスとか習い事であるとかは思っていません。
もっと良い出会いがあれば、そちらの道へ行けばいいと思います。
タップダンスの素晴らしいところは、それ自体だけでなく色んなアーティストとコラボできるダンスだからこそ、色んな人達や世界と出会えることです。
子供の内に、この世界には色んな世界があり、色んな人達がいて、色んな表現方法があることを知っておくことは、将来の幅を広げ自分のベストな道を選択する手助けになるはずです。

最近、将来に希望が持てず、選んでいはいけない選択をしてしまう子供の数がまた多くなっているみたいですね。
でも本当は、希望はちゃんとこの世界のどこかにあって、ただそれに気付けなかっただけなんじゃないかなって思ったりするんです。
当事者にしか分からないことも色々あるだろうけど
もしそうなら、子供の内に少しでも視野を広げておいた方が、例え一つの道で光を見失っても、また別の道に光を見つけられる可能性が高くなるんじゃなかなって。
そう思うんです。
僕は二十歳でタップダンスを始めましたが、そこでの出会いを通して、人生に広い視野を持てるようになった気がします。
色んな生き方があること。
それを知ることで、自分の生き方が例え不器用で格好良くなくても、それを自分で許してあげることができる。
周りの人にも、同じように広い心で接することができる。
そうやって、この世界を皆と楽しく生きていけるようになるんじゃないかなって思ってます。
例え前述したような運動神経とかチャレンジ精神が上手く身に付かなかったとしても、タップダンスを通して世界の広さにちょっとでも触れられたら、それだけで十分価値があります。
視野を広げることができる。
これがタップダンスを子供が習うメリットの四つ目です。
タップダンスを子供が習うメリット⑤ 同じ目標を持つ友達ができる

子供さんはキッズクラスでレッスンを受けることが多いので、タップダンスを通して同じくらいの年の子供と知り合うことができます。
中には、友達とか、親友と呼べるような子が見つかるかもしれません。
学校とは違い、タップダンスという共通項で繋がった友達って、ちょっと特別かもしれません。
「今度のテスト一緒に頑張ろう」
「イベントで一緒に踊ろう」
「お互いプロを目指そう」
そうやって、同じ目標に向かって頑張れる友達がいるって素晴らしいことだと思います。
時には喧嘩になったり、才能や実力に差を感じて関係がギクシャクすることもあるかもしれません。
でも、それが大切な学びなんだと思います。
そこで友情を繋げられるにしても、失ってしまうにしても、子供の内にそういう経験をしておくことは、将来素敵な人間関係を築くための基礎になるはずです。
ちなみに日本を代表するタップダンサーである安達雄基さんとSHUNさんは、幼馴染で子供の頃からずっとタップで繋がってきた親友なんだそうです。
そういう関係も素敵ですよね。
いずれにせよ、学校以外で友達ができることは視野を広げることにも繋がりますし、良いこと尽くめだと思います。
タップダンスを通して同じ目標を持った友達ができる。
これがタップダンスを子供が習うメリットの五つ目です。
子供がタップダンスを習うメリット5つ まとめ
②脳が活性化して豊かな感性と表現力が身に付く
③チャレンジ精神が身に付く
④視野が広がる
⑤同じ目標を持つ友達ができる
東京都内おすすめのタップダンススタジオの記事→(https://www.tap-lover.com/tapdance/tapdanceschool/)