タップダンスを踊ってみたい!
そう思っているけど、なかなか最初の一歩が踏み出せない。
やる気はあるけど、どうすればいいか分からない。
そんな方のために、この記事ではタップダンスの始め方を解説します。
タップダンスの始め方

①タップダンスが習える場所は?
僕はタップダンスを始めて八年になります。
経験から言うと、タップダンスを独学で習得するのはかなり難しいと思います。
他のダンスは音感と動きのセンスが良ければ自分である程度コピーできますが、タップダンスの動きは職人技的なところも多く、経験者に習わなければ理解できないことが多いです。
何より、音が出るため練習場所を確保するのに苦労します。
ですから、安心してタップダンスを習える場所を探すことをお勧めします。
僕からは、以下の二つを提案します。
⒈タップダンススタジオ

老若男女問わず、タップダンスを習うならやっぱりタップダンススタジオでプロから習うことをお勧めします!
多くのタップダンススタジオでは、レッスンの難易度によってクラスが分かれていまから、未経験の方も遠慮なく門を叩いて下さい。
ちなみにレッスン代についてですが、月謝制とオープンクラス(レッスンを受ける度に一回分のレッスン代を払う)の二種類のスタジオがあります。
毎週決まった曜日などに通えるなら月謝制の方が割安のところが多いかもしれません。
しかし仕事や学校で忙しく決まった頻度で通えないなら、オープンクラスの方が都合が良いですね。
東京都内おすすめのタップダンススタジオ→(https://www.tap-lover.com/tapdance/tapdanceschool/)
是非自分にあったタップダンススタジオを見つけてください!
⒉カルチャー教室や大学サークル

僕が初めてタップダンスを習ったのは、ある学校法人が経営するビル内で行われていたカルチャー教室でした。
そのカルチャー教室では、プロや有志の経験者の方が講師を務め、エアロビ、武道、茶道、絵画など、様々なジャンルのレッスンが受講できました。
その一つにタップダンスがあって、何となく楽しそうだなと思って始めてみたんです。
そしたらハマりました(笑)
僕が受けたのは学校法人が主催しているものでしたが、各地方自治体がバックアップする形で行われているカルチャー教室も沢山あります。
タップダンスが習えるところも、少しずつ増えているみたいです。
そういうところは基本的に初心者や趣味を探している人が多く集まっているので、いきなり本格的なスタジオへ行くのが怖い方にはお勧めです。
僕もそうだったんで(笑)
そこでご年配の方から小学生まで、幅広い年齢の友人ができました。
その人の繋がりが楽しくて、どんどんタップが好きになっていったんです。
また学生の方はタップダンスサークルに入部しても、けっこう本格的にタップダンスを習うことができますよ!
大学サークルは外部からプロの講師を招いているところもありますし、経験者の学生もいます。
そういった人達から、スタジオでのレッスン代より安い部費で、本格的な指導を受けることができるのです。
東京では早稲田大学のlovers や、中央大学のFreiheitが有名ですね。
インカレサークルかどうかは分かりませんが、他の大学から遊びに来ている方もいると伺ったことがあるので、興味がある学生さんは勇気を出して行ってみても面白いですね。
タップダンススタジオへ行っても、カルチャー教室やサークルへ行っても、楽しい経験があなたを待っています!
最初の一歩を踏み出すことの難しさは、僕にもよく分かります。
でも、やる気があるなら思い切って踏み出して下さい。
素敵な時間、素敵な仲間と出会えますよ!
②タップダンスを始めるために必要なもの

習う場所を決めたら、今度はタップダンスを始めるために必要なものを準備しましょう。
⒈タップシューズ
タップダンスはスニーカーで練習することも可能ですが、これから本格的にタップを習おもうと思っている方は、安くてもタップシューズを購入することをお勧めします。
タップシューズの靴底には、爪先側(ボール)と踵側(ヒール)に金属製のチップが付いています。
そのチップを床に当てることで、足音を鳴らすわけです。
スニーカーでも足音を鳴らすことはできますが、タップダンスの基本であるボールとヒールの踏み分けの感覚が今一つ掴みにくいのです。
何より、初めてタップシューズを履いた時のあの気分の高揚感を味わってほしいのです。
ただ歩いて足音がカチカチと鳴るだけで、何だか楽しい気分になってくるんです。
その楽しさが、タップダンスを続けるモチベーションになるのです。
とはいえ、初めてのレッスンではタップシューズを用意していく必要はないと思います。
スニーカーで体験レッスンに参加したり、スタジオによってはタップシューズのレンタルをしているところもあるので、それを借りてレッスンを受けてみて下さい。
レッスンが楽しくて、是非続けてみたいとも思ったら、自分のタップシューズを買えばいいのです。
慌てる必要はありません。
ちなみにタップシューズの値段ですが、安いものだと五千円前後で購入できます。
もう少し本格的な靴だと一万円前後から二万円前後、プロの方が使うようなモデルだと三万円から五万円くらいですね。
最初は安い値段の靴でも構いません。
金属製のチップの感覚に慣れてきたら、徐々に品質を上げてみて下さい。
一万円以上のタップシューズだと品質も上がり、靴によって綺麗な足音が導かれる感覚を味わえると思います。
またモデルによって重さや硬さも異なり、それによって足音の音色も変わります。
ちょっとお金を出せばオーダーメイドで自分の好みの足音の靴を作ることもできます。
そんな時がくるのを楽しみにしながら、まずは無理せず安めの靴から始めてみて下さい。
タップシューズの選び方の記事→(https://www.tap-lover.com/tapdance/selecttapshoes/)
ちなみに、東京では東中野にあるBASEMENTが、タップシューズの専門店として有名です。
著名なダンサーさんは、皆この店でオーダーメイドの靴を作られていますよ。
⒉タップダンスのレッスン着

タップダンスのレッスン着には、決まりがありません。
自分の好きなファッションで、楽しくレッスンを受けちゃいましょう。
とはいえ、ダンスのレッスンですから、動きやすい服装であることはマストです。
僕の周りではTシャツにハーフパンツやスポーツレギンスみたいな服装の方が多いですね。
モノクロのようなシンプルなファッションでもいいですが、カラーシャツやオフショルダー、サルエルパンツなんかで違いを出すと、レッスンのテンションも上がりますよ!
初心者の方でも、全く遠慮する必要はありません。
鏡に映る自分が格好良い方が、モチベーションを保って練習に打ち込め、上達も速くなるというものです。
何より、タップダンスに限らず人生はいついかなる時も楽しむことが大切です。
⒊やる気

何だかんだ、タップダンスを始めるにあたって一番必要なものは、やる気です。
これさえあれば、大抵のことは大丈夫です。
ということで(笑)、タップシューズと練習着さえあれば、タップダンスはすぐに習い始めることができます。
タップシューズはレンタルできるスタジオも多いので、思っていたより簡単だなと思った方も多いのではないでしょうか。
体験レッスンは安くなっていることも多いので、低費用ですぐにレッスンを受けることができますよ!
タップダンスの始め方 まとめ
②タップダンスを始めるために必要なものは、タップシューズ、練習着、やる気の三点。タップシューズはレンタルできるスタジオも多いので、まずは練習着とやる気を自分で用意しよう
この記事ではタップダンスの始め方を解説しました。
タップダンスを始めるには、習う場所を決めて、タップシューズと練習着を準備するだけです。
どのスタジオや教室も、初心者に優しいクラスを用意しているので、全くビビる必要はありません。
何よりタップダンスが好きな人は、皆素敵で優しい!
思い立ったが吉日で、やってみたい気持ちがあるなら今すぐ行動に移してみましょう!
僕はタップダンスを始めて、夢中に打ち込める時間と、素敵な仲間を手に入れました。 是非あなたにもそんな経験をしてもらいたいと思います!