タップダンスは難しくない!

タップダンス踊れたら格好良いだろうな。。。

でもタップダンスって難しいのかな?

やってみて上手くなれなかったら、時間が勿体ないな。

そんな不安を抱く方も多いと思います。

しかし結論から言えば、タップダンスは特別な運動神経や音楽の才能がなくても、練習すれば確実に上達していけるダンスです。

この記事では、タップダンスが難しくない理由を解説します!

タップダンスは難しくない!

タップダンスが難しくない理由①タップダンスの基本は歩くこと

世界的なタップダンサーである熊谷和徳さんのワークショップを受けた際、彼は

「僕の師匠の一人であるタップダンサーは、歩くことさえできれば誰でもタップダンス踊ることができると言っていました。僕もそう思います。人それぞれ歩くペースは違って、それぞれのリズムがあります。歩くこと自体が、既にリズムの表現になっていて、タップダンスになっているんです。難しく考えず、自然に体を動かせばいいんです」

と語っていました。



タップダンスを八年続けてきた僕の感想として、熊谷さんのこの発言は真実だと思います。



タップダンスは全身を脱力させて踊るダンスです。

力まず自然に体を動かせる人の方が早く上達していく傾向にあります。



反対に、例えヒップホップやバレエなど他のダンスがバリバリ踊れる人でも、却って体に余計な力が入ってしまいタップダンスに慣れるのに時間が掛かる場合があります。



タップダンスは他のダンスのようにアクロバットな動きや、優れた柔軟性を必要とする動きはありません。

ただ素直に、体の作りに従って、力を抜いて足を動かすだけです。

そう、まさに歩くことと同じです。



ですから、特別な運動神経や音楽の才能なんかなくても、タップダンスは上手く踊れるようになるんです!

これがタップダンスが難しくない理由の一つ目です。

タップダンスが難しくない理由②全ての振付は基本ステップの組み合わせ



タップダンスは、タップシューズの爪先側のチップ(ボール)と踵側のチップ(ヒール)を床に当てることで、足音を鳴らしています。



タップダンスには、そのボールとヒールを使った基本ステップがいくつかあります。



そしてどんなに難しそうに見える上級ステップも、振付も、全てはその基本ステップの組み合わせによって作られています。

どんな動きをしても、結局ボールとヒールを床に当てるわけですから、必ず基本ステップのどれかに当てはまるというわけです。



ですから、基本ステップさえしっかりと身に付ければ、それを組み合わせて格好良いステップや振付が踊れるようになります。

他のダンスのように、体の動かし方や見せ方にセンスの良さを求められることはありません。



もちろん足音をきれいに鳴らせるようになったら、格好良い体の動かし方を追求するのもいいと思います。

でも、必ずそうする必要はありません。

きちんと足音を鳴らせるだけで十分格好良く見えるのがタップダンスですから。



基本ステップを身に付ければ、それを組み合わせて色んな上級ステップや振付を踊れるようになる。

これがタップダンスが難しくない理由の二つ目です。

タップダンスが難しくない理由③リズム感は練習で身に付く

音痴を改善するのが難しいのは、メロディを的確に理解する音感を養うことが難しいからです。



しかしタップダンスに必要なリズム感は、才能に関わらず、練習によって誰でも養うことができると言われています。



僕の体感からしても、音感を養うよりは、かなり簡単だと思います。

メトロノームを使って練習すれば自分のリズムが狂っていないか一人でもちゃんと確認できますし、一度体に刻まれたリズム感は失われにくいです。

久し振りにカラオケへ行ったら上手く音程がとれない、なんてことありますよね。

でもリズム感に関しては、全身の筋肉を使って覚えるものなので、自然に体が反応してくれるんです。



だからコツコツ練習すれば、タップダンスに必要なリズム感は確実に身に付き、気が付いたら無意識にでも正確なリズムを刻めるようになるんです。

これがタップダンスが難しくない理由の三つ目です。

タップダンスが難しくない理由④エクササイズで実力を確認できる

タップダンスはスタジオや教室で行われるレッスンの難易度が明確に分かれています。

それは、現時点で自分のタップダンスの技量がどれくらいに達しているかを測ることができるエクササイズがあるからです。



メトロノームを鳴らしながら、決められたステップをどれだけ正確に踏めるかをテストすることで、自分の得意なステップと苦手なステップを明確に知ることができるのです。

他のダンスでは、ここまで明確な評価基準はありません。



もちろんある程度のレベルに達したら、そこからは独創性や芸術性など総合的な表現力に磨きをかけていくことになりますが、初心者の内は、まず全ての振付の土台となるリズム感と基本ステップを修得することが大切です。

そこに明確な評価基準があるおかげで、自分の練習の進捗の度合いを見誤らず、一歩一歩確実に上達していけるわけです。

また逆を言えば、その評価基準となるエクササイズを重点的に練習することで、確実に上達していくことが可能なのです。



今の自分の得意、不得意が明確に分かるから、次にやるべき練習が見えてくる

だから迷子にならず、効率よく練習して必ず上手くなれるんです!

これがタップダンスが難しくない理由の四つ目です。

タップダンスは難しくない まとめ

①基本は歩くことだら、タップダンスは難しくない!

②全ての振付は基礎ステップの組み合わせだから、タップダンスは難しくない!

③リズム感は練習で確実に身に付くものだから、タップダンスは難しくない!

④実力を確認するエクササイズがあり、自分に必要な練習が分かるから、タップダンスは難しくない!