タップダンスの練習用に、自分のタップ板が欲しい。
でもどこで、どんな板を買えばいいのか分からない。
そんな方のために、この記事ではおすすめの練習用タップ板4選をお伝えします!
おすすめ練習用タップ板4選
おすすめ練習用タップ板①コンパネ

タップダンスには、様々な素材の板が使われます。
板の素材の違いによって足音の鳴り方が変わるので、自分の好みの足音を探したり、踊る作品によって使い分けたりするんですね。
板の素材は、パイン、カリン、メープル、樺などがよく使われています。
しかしタップダンスの練習に限定するなら、最もおすすめなタップ板はコンパネ一択です。
ベニヤも悪くないのですが、強度や耐水性を考えるとコンパネの方が間違いないです。
プロアマ問わず、多くのタップダンサーがコンパネを練習用のタップ板に使っています。
コンパネは、正式名称であるコンクリートパネルの略称です。
本来の用途はその名の通りコンクリートの型枠として使われたり、舞台の大道具材料に使われたりしています。
耐水性があるため屋外での練習にも最適ですし、合板であり弾力性があるため足への負担も少ないです。
まさにタップダンスの練習にもってこいの板なんです!
しかも、コンパネは身近なホームセンターで普通に販売されています。
値段もリーズナブルで、90cm四方にカットしてもらうと、だいたい1500円前後で購入することができます。
おすすめ練習用タップ板②ニトリのジョイントウッド

大手インテリア小売チェーンストアのニトリで販売されているジョイントウッドという商品も、練習用のタップ板に最適です。
1枚30×30cmのサイズで販売されており、9枚繋ぎ合わせることで約半畳分の大きさになります。
本来の目的はその名の通りジョイント式のウッドカーペットですが、タップダンサーにとっては細かくバラして持ち運びができる、便利な練習用のタップ板になります。
素材にはMDF(木材繊維を原料に作られたファイバーボード)が用いられており、コンパネと同様に足への負担が少なく、またコンパネのようにタップシューズに削られて細かい木屑が落ちる心配も少ないです。
値段ですが、ニトリで一枚税込304円で販売されており、こちらもなかなかリーズナブルとなっております。
実はコンパネは結構重たくて、コロコロを使ったりしないと人によっては運搬が手間に感じます。
その点、こちらのジョイントウッドは運搬における負担が少なく、その点を重視される方にはかなりおすすめです。
おすすめ練習用タップ板③クッションフロア

普通のフローリングでタップシューズを使って踊ると、ひどく傷が付いてしまう場合が多いです。
そのため自宅でも屋外でも、フローリングでタップダンスの練習をすることは避けるべきです。
床の補修にお金を払うことにもなりかねませんから。
しかし、クッションフロアと呼ばれる塩化ビニル素材で作られたシートを用いることで、フローリングに傷を付けずタップダンスの練習をすることができます。
クッション性と耐水性に優れた床の保護材で、よく水周りのリフォームなんかに使われています。
このクッションフロアを敷けば、フローリングを傷付けずにタップダンスの練習をすることができます。
値段は商品の種類や販売店によってかなり幅が広いですが、ニトリなのではジョイントウッドとそんなに変わらない価格帯の商品もあるようです。
どうしても板が準備できない時は、クッションフロアを利用してフローリングを即席の練習用のタップ板にすることができます。
おすすめ練習用タップ板④どこでもタップ君

ちょっとふざけた名前をした商品ですが(笑)、移動のしやすさを追求した、超便利な練習用のタップ板なんです。
板の運搬は、タップダンサーをやっている以上、絶対に避けられない作業です。
練習にしろショーにしろ、自分で板を運んで用意しなければならないことが沢山あります。
どこでもタップ君は、その運搬の手間をできる限り楽にできるよう配慮されたタップ板なのです。
スタンダードサイズは幅1100mm × 奥行895mm × 高さ48mmとなっていますが、なんとどこでもタップ君は折り畳みが可能で、運搬の際には半分のサイズになります。
普通乗用車の座席やトランクに収納することもできちゃうんです。
さらに、軽量化をはかるために薄めの板を使用し、薄さによるたわみを防ぐために軽量アルミフレームを採用しています。
さらにさらに、練習中の脚への負担を抑えるために板下には硬質スポンジが取り付けられており、板と地面の間に空間が生まれることで足音が綺麗に抜けて行くようになっています。
ですから、そのままストリートパフォーマンスなんかにも使えちゃうわけです。
バーッとパフォーマンスして、サッと板を畳んで立ち去ったら、「あの人プロやん」、「めっちゃスマート」みたいな感じになることは間違いありません(たぶん)。
しかもミニバージョンとかプロバージョンみたいなのもあるんですよ。
そんな超魅力的な商品であるどこでもタップ君は、東京でおすすめのタップシューズ専門店として紹介した、東中野にあるBASEMENTさんで製造販売されています。
また楽天やヤフーショッピングなどでも購入できるようになっています。
お値段はちょっとお高めで、スタンダードバージョンが税込30470円となっております。
しかし本格的にタップダンスに打ち込む方にとっては、それくらいのお金を出す価値のある、超おすすめの練習用タップ板です。
一度使ってしまったら、一生手放せなくなること間違いなしです。
おすすめ練習用タップ板4選まとめ
購入できる場所 ホームセンター
値段 1500円前後
②ニトリのジョイントウッド
購入できる場所 ニトリ
値段 税込304円×必要枚数
③クッションフロア
購入できる場所 ホームセンター インテリア小売店
値段 数百円~数千円
④どこでもタップ君
購入できる場所 東中野BASEMENT 楽天、ヤフーショッピング
値段 税込30470円