このブログでは、タップダンスに関する様々な情報を発信しています。
しかし何より伝えたいことは、シンプルに「タップダンスは楽しい!」ということです。
この記事では、八年間タップダンスを続けてきた僕が、タップダンスの楽しさを解説します。
【体験談】タップダンスは楽しい!

タップダンスが楽しい理由①音が出る
めっちゃシンプルですが(笑)
タップダンスの楽しさは、何と言ってもダンスでありながら自分で音が鳴らせることです。
皆さんは、今までに何か楽器を演奏した経験がありますか?
僕は高校生の頃、ギターとベースをやっていました。
始めてエレキギターを鳴らした時のワクワク感は、今も鮮明に覚えています。
タップダンスに限らず、自分で音を出すって、とても楽しいことです。
時には楽器の音の方が、言葉よりも純粋に嘘なく自分の気持ちを表現できたりもします。
また、自分の出す音で誰かを元気にできたり、自分が元気になることもできます。
失恋したときに夜通し引いたギターの音、今も忘れられません(笑)
高校生活を共に過ごしたギターの音には、色んな思い出が宿っていて、失恋しても楽しかった思い出は消えないんだなと慰められました(何の話や)。
ダンスは音楽に合わせて踊りますが、タップダンスは自分で足音を鳴らしながら踊ります。
自分の想いを体の動きと足音の両方に表現できるので、やってみると本当に楽しいです。
しかも足で音を鳴らすなんて普段あまりやらないことなので、とても新鮮な感覚があり、自分の世界が広がります。
楽器が好きな方はもちろん、今まで楽器と縁がなかった方も、是非タップダンスで自分の音楽を表現してみて下さい。
きっと楽しくて、ドハマりしちゃいますよ!
タップダンスが楽しい理由②練習した分だけ確実に上手くなる

タップダンスは練習ありきのダンスと言われます。
他のダンスと違い、体の動きだけでなく足音を鳴らすダンスなので、センスの良さだけで急に上手くなるということは殆どありません。
ピアノと一緒で、最初はコツコツ練習して基礎を身に付ける必要があります。
というと何だかタップダンスは難しいのかなと思われるかもしれませんが、基礎さえ身に付ければ誰でも確実に上手くなれるのがタップダンスなんです。
それはなぜかと言うと、タップダンスの上級ステップは、全て基礎ステップの組み合わせによって作られているからです。
つまりタップダンスが上手くなるには、アクロバットなことをする必要はなく、基礎を一つ一つ身に付けていけばいいのです。
タップダンスに必要なリズム感も、音感に比べれば練習時間に比例して確実に身につき易いと言われています。
だから運動神経が特別良くなくても、音楽の経験に乏しくても、続けていれば必ず上手くなって、素敵なタップダンサーになれるんです。
練習したぶんちゃんと成果が出るって、嬉しいし、モチベーションを保つ上でもメリットです。
一歩一歩確実に上手くなっている実感が掴みやすいからこそ、タップダンスは楽しいんです!
タップダンスが楽しい理由③自分で作品が作れる

タップダンスに限らす、ある程度練習を積んだら、自分で作品を作って発表してみたくなりますよね。
しかし例えばピアノやギターで練習曲を上手く引けるようになっても、作曲ができるようになるかというと、そうとは限りませんよね。
その点、タップダンスはある程度上達したら、誰でも自分の作品を作ることができるようになります。
なぜなら上述したように、タップダンスは基礎ステップの組み合わせによってできているダンスだからです。
基礎のステップをきちんとマスターしたら、あとはそれを様々なパターンで組み合わせることで、作品を作り上げることができます。
ストリートダンスのように、基礎から離れたオリジナルの動きを生み出す必要がないのです。
もちろんタップダンスは足音だけでなく体の動きも自由に表現できますから、そこでも自分のスタイルを追求して楽しむことができます。
ただ無理してまでそうする必要はないということです。
誰かの作った振付を上手く踊れるようになるだけでなく、自分でも振付を作って、作品を発表することができる。
これもまたタップダンスの大きな楽しみの一つですね!
タップダンスが楽しい理由④様々なジャンルとコラボできる

何度も書いているように、タップダンスは自分で音を出すことができます。
ですからダンスとしての要素だけでなく、楽器としての要素も持っているわけです。
それだけ表現の幅が広くなり、様々なジャンルのパフォーマーとコラボすることができます。
ヒップホップやヒューマンビートボクサーのミュージシャンと共に、激しくリズムを刻むもよし。
ジャズバンドに合わせて、シックに躍るもよし。
EDMに合わせてキメキメの振付を踊るもよし。
ピアノに合わせて滑らかに踏むもよし。
アカペラで足音を聞かせるもよし(コラボしてない笑)
他にもバイオリン、琴、和太鼓、ジャンベなど、様々な楽器とコラボしているパフォーマンを見たことがあります。
タップダンス一つを学ぶことで、本当に沢山の世界の人達と一緒にパフォーマンスすることができるようになります。
これって、他のダンスや楽器ではなかなか難しいことだと思います。
これもまたタップダンスならではの楽しさだと思います!
タップダンスが楽しい理由⑤仲間ができる

結局、これなんですよね(笑)
タップダンスは、練習している内に自然と周囲の人々と繋がっていけるダンスなんです。
皆が同じ基礎を同じような順番で学んでいくので、互いに教え合うことができます。
また足音のリズムを揃えながらレッスンを受けるので、自然と協調性が身に付いてきます。
気が付けば、休み時間に仲間で集まってセッションをしている、なんてことも珍しくありません。
レッスンがない日でも、皆でスタジオをレンタルして練習したり、セッションしている人達が大勢います。
共に汗を掻き高め合った仲間だからこそ、時には深い話もできる本当の仲間になれるのです。
また色んなイベントに顔を出している内に、タップダンスの枠を超えて、他ジャンルのダンサーやミュージシャン達との繋がりもできていきます。
素敵な仲間ができて、自分の世界がどんどん広がっていくこと。
これこそが、タップダンスが楽しい最大の理由なんだと僕は思っています!
タップダンスは楽しい!まとめ
②練習した分必ず上手くなるから、タップダンスは楽しい!
③自分で作品を作れるから、タップダンスは楽しい!
④様々なジャンルとコラボできるから、タップダンスは楽しい!
⑤素敵な仲間ができるから、タップダンスは楽しい!
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